預貯金等の名義変更
JA(農協)の預貯金解約・名義変更【名古屋で相続手続き】
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名古屋にお住まいの方へ、相続手続き(JA、農協の預貯金解約・名義変更)についてのご案内です。
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今回は、相続手続きの中から、
【JA(農協)】の相続手続き(貯金解約・名義変更)についてご案内します。
(2015.12.18時点)
金融機関の手続きは大きく分けて2段階あります。
1.残高証明・取引履歴の取得(遺産分割協議の前段階)
2.貯金口座の解約(又は名義変更)
上記1<残高証明書・取引履歴の取得>について
【申請場所】
原則、故人が口座を所有している支店の窓口での受付となります。
【必要書類、持参物】
① 被相続人の死亡時の除籍謄本
② 相続人の戸籍謄本
③ 相続人の実印及び印鑑証明書(3か月以内)
④ 残高証明の依頼書(窓口に有)
⑤ 本人確認書類(免許証等)
上記2<貯金口座の解約(又は名義変更)>について
【申請場所】
原則、故人が口座を所有している支店の窓口での受付となります。
【必要書類、持参物】
① 被相続人の出生~死亡までの戸籍謄本・除籍謄本
② 相続人全員の戸籍謄本
③ 相続人全員の印鑑証明書(3か月以内)
④ 口座名義人(故人)の通帳・キャッシュカード等
⑤ 死亡届
⑥ 相続手続依頼書
⑦ 遺産分割協議書
※上記⑤⑥は事前に記入する必要があります。
(⑦がある場合は、取得相続人のみの記入となるので窓口で記入できる場合もあります。)
※注意事項
●各申請書には、取得する相続人の自署・実印での押印の必要があること。
●「遺産分割協議書」において【JA(農協)】の貯金口座及びそれを相続する相続人が特定されていない場合には、相続人全員の自署・実印での押印が必要となること。
(※遺産分割協議書で特定されている場合は、相続する相続人のみの自署・実印での押印で可)
また、【JA(農協)】特有の注意事項として以下の事項があります。
●被相続人が「出資金」を払っている場合(組合員である場合)、出資金についても口座手続きと同様に、残高証明書の請求・脱退届(払戻)の必要があること。
必要書類は、相続の形(例:遺言がある場合など)によって少しずつ相違があります。
手続きをされる際は、まずは窓口に行く前にJA(農協)に問い合わせて必要な書類等を確認をするのが、手間をできるだけ減らすコツです。
相続手続きや預貯金解約・名義変更は、専門的な書類や用語も多く、とても煩雑な手続きです。(銀行・JA窓口への訪問も、1回2回では済まないことが多々あります。)
手間暇やコストを考えた場合、専門家に依頼するのも有効な方法です。
預貯金解約・名義変更でお困りの際はお気軽にご連絡ください。
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投稿者 司法書士事務所 HATTORI LEGAL OFFICE